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PLANETと持続可能な開発のための教育(ESD)

PLANET各国プロジェクト

国連持続可能な開発のための教育の10年(UNDESD)の開始をうけて、ACCUは、これまでアジア太平洋地域の教育協力活動を通して培ってきたさまざまな知見やノウハウをESDの枠組みでとらえなおしています。教材の制作・普及・利用における専門性もそのひとつです。長年ACCUがアジア太平洋地域のパートナー団体とともに開発してきた教材のうち、特に環境教育パッケージ教材(PLANET)はESDの促進にむけた効果的な教材であるといえます。それは、PLANETを通して、コミュニティの人々が環境と人々の活動のかかわりを理解し、持続可能な社会にむけた環境改善のために必要な知識・スキル・態度を身につけることを目的としている点にあり、これはまさしくESDの基本的な考えにあてはまるものです。

Photo:PLANETと持続可能な開発のための教育(ESD)-1 PLANET教材は、水質汚染(PLANET1)、森林保護(PLANET2)、ごみ処理(PLANET3)、そして自然災害(PLANET4)といったテーマを通して、複雑に関係している環境問題に気づき、総合的に理解することで、学習者がさまざまな視点から自分自身の生活様式をふりかえり、日々の行いを改善することを促します。

さらに、PLANET教材を使用した学習は、ESDが奨励している教育のアプローチに適しています。PLANETパッケージは、アニメーションビデオ、小冊子、ポスターおよび使用の手引きで構成されており、これらのさまざまな教材を通して、知識の伝達にとどまらず、様々な方法を通して学習者の参加を促す教育が可能になります。

Photo:PLANETと持続可能な開発のための教育(ESD)-2また、PLANET教材は、知識を行動につなげることを意識して制作・利用されています。教員やファシリテーターは、PLANET教材を用いた授業や研修のあと、有機肥料をつくるためのコンポストづくりや、ごみの分別、リサイクルの推進など、学んだことをもとに実際に活動を開始することを促しています。ひとつひとつの例は小規模ですが、PLANET教材から新たなに学んだことがコミュニティレベルの活動として根付きはじめています。そして、この小さな活動は、コミュニティの人々が、地域の活動だけでは解決できない課題に気づき、より大きな動きを生み出していくきっかけにもなっています。同時に、PLANETを通したこのような地道な活動が、他の地域にも広がり、アジア太平洋地域、ひいては世界に広まることが期待されています。

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