1) 団体名

ウズベキスタン・ユネスコ国内委員会
2) プロジェクトの背景
ウズベキスタンでは、1997年から教育改革が始まり、量的な面では一定の成果を上げている。しかし、近年では、教育の質という新たな課題に直面しており、市場経済に適応するためのカリキュラム、学習者中心の授業方法、教員養成の強化などが急務である。一方、ノンフォーマル教育では「家族・マハラ(コミュニティ)・学校」という概念を打ち出し、総合的な活動を実施している。新たに、ノンフォーマル教育の場を通して、持続可能な開発のための教育(ESD)の推進にむけ、環境、健康、災害などについての知識や情報を提供することも目指している。
3) プロジェクトの目的
持続可能な開発を念頭において、ごみ問題についての学習教材を提供し、ごみや環境、健康問題への人々の認識を高めること。
長期的にはごみ処理に関するコミュニティのネットワークを作り、人々の活動を奨励し、自然や限られた資源に敬意を払う意識を高めること。
4) 対象者
タシケント、ブカラ、シルダリヨ、サマルカンド、シャフリサブスの成人学習者および学校内外の子ども達。環境教育に携わるコミュニティ学習センターや政府機関、NGOの専門家。
| 2005年8月 | プロジェクト立ち上げ |
| 2005年11月 | ローカル版教材の制作、テスト |
| 2006年1月 | 教材の複製 |
| 2006年2月-8月 | 教材の配布、ファシリテーターのトレーニング |
| 2006年8月-11月 | PLANET3を使用した環境教育・ESDプログラムの実施と評価 |
6) モニタリングと評価
下記のパートナー団体から専門家がモニタリングチームを構成。コミュニティ学習センターの訪問、プログラムへの参加し、プロジェクトの高価に関する調査を実施。モニタリングには、コミュニティ学習センターからの中間報告書と、参加者とファシリテーターやコミュニティリーダーとのミーティングを活用。
7) 成果
- PLANET3プロジェクトは、政府関係者、コミュニティメンバー、教員や学習者などから好意的に受け入れられ、ごみに関する知識・意識を高め、行動に結びつけることが可能になった
- フォーマル教育では幼稚園から現職教員研修所まで、ノンフォーマル教育ではコミュニティ学習センターを通して、広く教材を普及・利用した
- ウズベキスタンにおける“国連持続可能な教育のための10年(UNDESD)公式ローンチ会合”においてESDモデル教材として紹介・配布された
- プロジェクト対象地域に加え、10のコミュニティ学習センター長、成人教育センターの専門家、マスメディア、青少年団体のリーダー、NGOスタッフを含む180人の関係者に教材を配布した
- 14の地方教育局に教材を配布した
- “青少年教育キャンプ”の参加者200人に対し、PLANET3を用いた研修を行った
- UNDPタシケントとの協力で、教員・生徒・教育者を対象としたウェブサイトから教材をダウンロードできるようにし、ごみ処理に関する子どもウェブフォーラムも開催した
8) パートナー団体
タシケントメディアリソースセンター、コミュニティ学習センター、公教育省、ウズベキスタン国際環境基金(ECOSAN)、国連開発計画(UNDP)タシケント、ユネスコ(UNESCO)タシケント、ウズベキスタン自然保護委員会
Project Year (2005-2006)

