Asia Pacific Cultural Centre for UNESCO (ACCU)
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無形文化遺産(芸能)
 

ラオス

トット
(Tot)

カムー族の横笛
Laos_A11_Tot


トットは、カムー族によって、精霊信仰の様々な儀式の伴奏として使われています。
一般的に、伝統的な儀式で演奏されます。
選定の理由

ラオスの少数民族の文化・慣習は、まだ十分に調査されていません。トットは、カムー族の楽器であり、消滅の危機にさらされている可能性があります。

演じられている地域/場所

ラオス北部(ポンサリー県、シェンクワン県)

芸能の基本要素

音楽

詳細

トットは、ラオス北部、特にポンサリー県とシェンクワン県一帯のカムー族が演奏する古代の管楽器です。トットは、切ったばかりの青竹を使って、その場で簡単に作ることができます。トットの笛を作るのに必要なのは、小さな細い竹の筒1本だけです。筒には、2、3個の穴が開けられ、真ん中にある穴の1つに息を吹き込みます。両端にも1つずつ穴があります。

演奏技法
奏者は、手にトットを持ち、左の人差し指を穴に当てます。右手の人差し指は、2つ目の穴に当てます。管に息を吹き込むことによって、音が出ます。男性用のリードなしのトットは、女性が吹くトットとは別の種類のものです。また、旋律や音を出す技法、土地ごとに異なる和音などによって、様々な違いがあります。トットの音は、口と喉、唇の共鳴によって奏でられ、緩急のテンポをつけた様々なリズムに合わせ、様々な楽器と組み合わせて演奏されます。

演奏の機会
カムー族の社会は、自然と複雑に絡み合った古代の信仰と慣習を中心に回っています。そこでは、現実と想像上・宗教上の考えが混じり合い、密接に結び付いています。その大本にあるのが、人間と精霊は似たような生活をしているという信念です。カムー族の考えでは、精霊はどうやって食事をとるか知っており、都会や田舎に相当する住みかを持ち、人間と同じように娯楽を必要としているとされます。このため、カムー族は、人間と精霊の両者に楽しみをもたらすことのできる特別な音楽と、それに使用するさまざまな楽器を持っているとされています。

文献図書資料

無回答

聴覚資料

無回答

視覚資料

現在のところ入手可能な資料なし

保存と普及に携わる機関/団体

国立音楽・舞踊学校(National School of Music and Dance)

データ提供者

Mr. Douangchampy Vouthisouk
Deputy-Director
National School of Music and Dance
住所:Vientiane, Lao P.D.R.