祭事、舞踊、工芸の技術、儀礼、口承の伝統など、形のない無形文化遺産は、長い年月、人から人へと伝えられてきた先人からの贈り物です。
そして、これらの文化遺産は、それを受け継ぐ地域の人々にとってだけでなく、人類全体にとっても、この世界を多様性に富んだものにしてくれる貴重な遺産でもあるのです。
アジア太平洋地域には、様々な文化遺産がありますが、建造物や美術品などの有形の文化遺産と比べて、人々の身体をメディアとして伝えられてきた無形遺産は特に失われやすく、経済や文化のグローバル化などによる生活様式や価値観の変化の影響を受けやすく、多くが消滅の危機に瀕しています。
人々のアイデンティティの拠り所であり、あたらしい創造力の源でもあるこれらの遺産を確認し、価値を認め合って、次の世代へと引き継ぐために、ACCUはアジア太平洋の人々と国境を越えた協力と支援を試みています。

