すべての人が基礎教育を受けられる教育環境を目指して

現在でも、世界中に「読み・書き・計算」といった基礎的な教育を受けられない状態にある人が多くいるなかで、EFAは、各国が協力しながら、2015年までに世界中の全ての人たちが初等教育を受けられる、文字の読み書き計算ができるようになる(識字)など、教育環境を整備しようとする取り組みです。
この実現にむけて、ユネスコが中心となり、多くの国際機関や政府、市民団体が足並みをそろえて努力しています。ACCUも、長年この分野での貢献を続けてきました。
2007年現在、世界中で、約7億7500万人の成人が文字の読み書きができません。そのうちの3分の2がアジアの人々です。そしてその6割以上が女性です。世界の成人の5人に1人、成人女性の4人に1人が、文字の読み書きができないのです。「読み書き計算(識字)」は、人間にとって、社会で生きていくための基本的な権利です。「貧困」からの脱却のための、必要不可欠な技術です。

ACCUはユネスコ、アジア太平洋地域の加盟国と連携をはかりつつ教材開発、人材養成、教材データベース構築等の事業を推進しています。
また、優先順位が低くなりがちな成人識字、特に女性のための識字教育活動の振興のために、女性のための識字教育センター(LRC)などと協働して、教材の効果的配布・普及とともに、新しいアプローチの女性識字モデル事業「SMILEアジア・プロジェクト」を実施しています。
⇒識字とは?