教職員交流

先生が変わる 子どもが変わる 未来が変わる 学びの場

▲岡山市立第二藤田小学校で習字の
 授業を体験する韓国教職員

ACCUは、ユネスコ精神の普及と実現にむけて、異文化理解、相互理解、国際協力、教育の質的向上を促進するため、国際連合大学をはじめ、ユネスコと各国機関の支援と、文化・教育関係機関の協力を得て、教職員を対象とした中国、韓国、米国との国際交流事業を展開しています。

ACCUの人物交流事業で出会った人々、学校、地域などが、事業の終了後も交流を続け、新しいネットワークが生まれています。

中国・韓国・タイ・インド招へいプログラム

毎年、秋から冬にかけ、ACCUでは国際連合大学の委託を受けて、中国、韓国、タイから教職員を日本へ招へいし、日本各地で学校や教育機関、文化施設などを訪れ、教員との意見交換や児童・生徒との交流を深める招へいプログラムを実施しています。これまでに、60以上の自治体がこの訪問団を各地域へ招き、3,500人近い海外教職員が日本を訪れました。

この招へいプログラムで日本を訪れる教職員は、訪問先の学校で教育現場を直に見て、聞いて、体験します。日本の教職員と互いの意見を交し、教育について語り合うことで、日本への理解を深めます。このプログラムをきっかけに、姉妹校提携など、学校同士の継続的な交流に発展するケースも多くみられます。また、教員同士の間に友情が生まれ、一対一の交流が深まることもしばしばあります。

一方、訪問を受け入れる学校や機関にとっては、海外の先生方との交流により、改めて自校や自身の取り組みに対し、客観的な視点から気付かされることがあるかもしれません。また、児童・生徒たちにとっても、海外の先生たちと接することで、外国人を身近に感じ、世界を一歩身近に感じることができるひとつのきっかけとなるでしょう。

来日した訪問団は4~5つのグループに分かれて全体会の後、国内の4~5つの自治体の教育委員会の協力のもと地域の学校や文化教育施設を訪問します。協力いただいた学校や機関には、翌年の派遣プログラムへの参加者をご推薦いただきます。これにより、相互理解や継続的な交流の発展を図っています。

訪問団の受入れに関心のある教育委員会や学校関係のみなさまにおかれましては、ACCUまで、お気軽にお問合わせください。

中国教職員招へいプログラム

▲市川学園市川中学校の1年生の教室で
 一次方程式の授業を行う中国教員

韓国教職員招へいプログラム

▲与謝野町宮津市中学校組合立橋立中学校で
 生徒と夢について語り合う韓国教職員

タイ教職員招へいプログラム

▲関東国際高等学校での生徒との昼食交流

インド教職員招へいプログラム

▲荒川区立尾久宮前小学校で児童が準備した歓迎パネルの前での記念撮影

中国・韓国派遣プログラム

毎年春から夏にかけて、ACCUでは国際連合大学の委託を受け、中国政府および韓国政府の支援のもと、日本の教職員を中国と韓国へ派遣し、それぞれの国において教育現場での交流を深める派遣プログラムを実施しています。これまでに、650名近い日本人教職員が中国と韓国を訪問しました。

このプログラムに参加し、他国の教育現場を見て、聞いて、実際に体験することで、相手国の実情を知り、異文化理解や相互理解の重要性に気づくことができます。また、このプログラムでの体験を通し、自国の教育への理解も更に深まります。お隣であるアジアの国を訪問し、教師が学べることは多く、こうした体験は、帰国後に必ず学校現場で、教室で活かすことができるでしょう。中国や韓国の実情や、これらの国の子どもたちについて、ぜひ生徒たちに生の声を届けてください。

このプログラムの参加者は、招へいプログラムの受け入れ協力自治体および学校などから募ると同時に、ユネスコスクールを中心に、一般からも公募します。日本各地から集まった参加者と交流し、親交を深めたり、意見交換したりすることができるのも、このプログラムへの参加の大きなメリットとなるはずです。

中国政府日本教職員招へいプログラム

▲中国の生徒と交流する日本教職員

韓国政府日本教職員招へいプログラム

▲韓国の学校で授業を行う日本教職員

ESD日米教員交流プログラム

▲児童と交流する米国教員

▲合同会議でディスカッションする
 日米教員

このプログラムは、日米の小、中、高等学校で、ESD((持続発展教育/持続可能な開発のための教育)をテーマとした交流を行う意欲のある現職教員を対象に実施される参加型プログラムです。

まず、公募により選ばれた日本教員が4 月から5 月にかけて約2 週間訪米します。参加教員は米国滞在中に、教育や文化についてのオリエンテーションやセミナーを受講し、地方都市を訪問して学校訪問やホームステイを体験します。その後、米国にて選抜された米国教員と共に合同会議に参加します。

続いて米国の参加教員が初夏に日本を訪れ、日本の教育や文化についての講義を受け、東京近郊の学校やESD関連施設を訪問し、2グループに分かれて地方都市の学校訪問や関係者との意見交換、そして一般家庭へのホームステイを体験します。

このプログラムの最後には、春に米国を訪問した日本教員と共に、3日間の合同会議に参加します。

この合同会議では、日米の教員同士がこのプログラムで得た学びを共有し、プログラム終了後も共同して取り組むことができるプロジェクトを模索します。これにより、参加後も継続的にESDに取り組む、いくつかの共同プログラムが発展しています。

このプログラムは、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)の委託を受けて、日本側の協力パートナーとしてACCU、アメリカ側協力パートナーとしてInstitute of International Education (IIE)が運営しています。

みなさまからのご協力

これらの交流事業は受け入れ自治体教育委員会、各地域の国際交流センター、訪問受け入れ学校や保護者、地域の方など、多くの方々に支えられ、運営されています。交流プログラムへの協力にご関心のある教育委員会、学校関係のみなさまはACCUまでお気軽にお問合わせください。

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