2001年および2003年に宣言された傑作の紹介
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- 2005年の傑作-
複数国にまたがる傑作
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人類の口承及び無形遺産の傑作:

"アファウンカハのグボフェ「ダグバナ社会の横吹きラッパの音楽」"
 
宣言年:
2001年

国名:
コートジボワール

所在:
タグバナ地区・アファウンカハ

関係するテーマ:
伝統音楽
参考資料
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解説:

 
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グボフェは、現在、主にタグバナ族のアファウンカハの村で行われています。「グボフェ」という言葉は、横吹きラッパと、音楽、歌、踊りを含む音楽演奏そのものの両方の意味を持っています。グボフェのラッパは、木の根を牛革で覆ったものから作られています。演奏するときには、長さ50cm〜70cmのこうしたラッパを6本組み合わせます。このラッパが奏でる多彩な音は、タグバナ語に置き換えることができ、女性の合唱隊によってその音が「翻訳」されます。ラッパと歌に、鼓手によるリズムを刻みながらグボフェを組み立てていきます。グボフェは儀式や伝統的な祭典で演奏されますが、感謝や賞賛、愛、風刺、哀悼、道徳や教育的なメッセージなど、場面により伝えられるものはさまざまです。伝統的な技能を持つ者は敬われ名声を得ます。個人の社会同化を促すというグボフェの社会的役割には重要なものがあります。さまざまなグボフェの演奏家が見習い奉公についており、ほとんどの場合、この技能は父親から息子に受け継がれていきますが、才能の光る若者が稽古に参加することもあります。

消滅の危機:

戦争と移住のために、コートジボワールの一部の地方ではすでにグボフェは演じられなくなりました。再開している地域社会もありますが、農村から都市へ人びとが流出し、産業化が進んでいることから、消滅の危機を迎えています。この伝統に興味をもたない若者たちは多くなる一方で、儀式の方法や楽器の作り方、踊り、歌、音楽など、グボフェに関する技能を持つ人びとの数は減る一方です。また、根を使ってこの楽器を制作する木も、ますます少なくなってきています。

行動計画:

何よりもまず、グボフェを学校のカリキュラムに含めることや、研修を目的とした若い演奏家への奨学金制度を創設することで、その重要性を新しい世代を含む人びとに認識させることが必要不可欠です。行動計画ではさらに、グボフェ演奏の調査や研究の支援、コンクールやフェスティヴァルの主催といった普及促進についても準備を進めています。また、この楽器の制作に必要な木と、グボフェから生まれた音楽作品についても保存する必要があります。