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今こそ、共感と学び合いを
日韓教職員オンライン対話プログラム


ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)では、文部科学省委託「令和2年度初等中等教職員国際交流事業」の一環として、韓国ユネスコ国内委員会(KNCU)の主催による「日韓教職員オンライン対話プログラム」を2020年10月11日(日)から17日(土)のうち4日間にわたり実施しました。
 

日韓の教職員が6つのグループに分かれて、それぞれの職場や自宅からオンラインで議論に参加し、最終日にその成果を報告しました。
各グループのテーマは下記の通りです。グループ毎に、多様な側面から新型コロナウイルスによる感染症の流行拡大による影響、現在の状況にどのように対処していくかなどを議論しました。
 

1グループESD(持続可能な開発のための教育)
2グループGCED(地球市民教育)
3グループ異文化交流・文化的多様性
4グループ学校の学習環境における変化
5グループ教育者の役割
6グループ新型コロナウイルスによって起こった問題を克服するための学校を超えた取り組み

プログラムの20年の歴史の中で、初めてのオンライン開催となった本プログラム。
韓国の高校で英語を教えているある参加者は、様々な交流事業がオンラインに切り替わったことにより「直接対面できない分、コミュニケーションが言語能力に依存するようになった」と、ご自身が課題に感じていらっしゃることを共有してくださいました。しかしながら、会議の様子を見ていると、日韓の先生方は笑顔や拍手、手で大きな丸を作って「OK」の動作をするなど、言葉に頼らないコミュニケーションも駆使しながら、相手を思いやって交流をする様子が見られました。
 

ACCUでは今後も、複数のオンライン交流事業の実施を予定しています。対面交流と同じことはできなくても、オンライン交流を通した相互理解と学び合いに希望を見出すことのできた1週間となりました。
 

■DATA■
  • 実施期間:2020年10月11日(日)~17日(土)のうち4日間
  • 参加者:日本側16名、韓国側20名
第1回のオンライングループ会議の様子

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