教育を通じた持続可能な未来の構築
~Learning for Empathy*~


バングラデシュ・インドネシア・パキスタンに対する
日本との協力による教員交流支援プログラム


2019年7月10日(木)から7月14日(日)の5日間、バングラデシュ、インドネシア、パキスタンの教育関係者(教育省担当者、宗教学校及び非宗教的な一般学校の学校長、教師)を対象とした教員交流支援プログラムを東京で実施しました。このプログラムは、持続可能な開発目標(SDGs)4の中の特にターゲット4.7の観点から、日本の学校が地域コミュニティと学校の連携や取組について理解を深め、各国の経験も交えて学びあうことを目的としています。

思いやり(empathy)とは何か、日本と各国の異文化交流を通じて学びました

ACCUはユネスコ・バンコク事務所のパートナーとして日本訪問の国内調整を担当しました。
参加者は、授業見学、教職員・生徒との交流を通して、学校現場でどのようにSDGs達成のためにカリキュラムが構成・実施されているか、また、このプログラムのテーマでもある「思いやり」(empathy)はどのように学校現場で育まれているのか意見交換をしました。また、学校と地域の連携や学校運営に関しても、熱い議論が交わされました。

プログラムの最終日には、各国の訪問団が日本で学んだことを自国に持ち帰り実践するための活動計画案も作成しました。今回のプログラムが各国でどのように展開されていくか楽しみです。また日本においてもこのプログラムが平和で持続可能な未来の構築へとつながっていくことを願っています。

 

■DATA■
  • 開催日:2019年7月10日(水)~14日(日)
  • 参加者:約40名
  • 開催場所:東京

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