お知らせ
【声明】平和な世界の実現のために、今こそ行動を!
~日本ユネスコ協会連盟が提唱する三つの行動~
2026.05.21
- ユネスコ活動
<公益社団法人日本ユネスコ協会連盟からのお知らせ>
この度、日本ユネスコ協会連盟では、以下の声明文を理事会にて採択し、広く発信いたします。
【声明】平和な世界の実現のために、今こそ行動を!~日本ユネスコ協会連盟が提唱する三つの行動~
| 「人の心の中に平和のとりでを築く」――これはユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の憲章が掲げる崇高な理念です。私たちは、この理念に共鳴し、世界で初めての民間ユネスコ運動を日本で立ち上げました。以来80年近くにわたって、教育・文化・科学の分野で全国各地に根ざした活動を積み重ねてきました。 しかし今、私たちが大切にしてきた国際社会の秩序は、深刻な危機に直面しています。大国による一方的な行動が相次ぎ、国際的な相互不信が高まっています。かつて二つの世界大戦の悲惨な教訓から築かれた「対話と協力による多国間の秩序」の維持が難しくなっています。 ユネスコ憲章は、経済的・政治的な妥協だけによる和平は長続きしないと明確に示しています。なぜなら、そのような関係は状況の変化とともに崩れてしまうからです。だからこそ私たちは今、原点に立ち返る必要があります。国連憲章・ユネスコ憲章が示す「法の支配」と「人の心に根ざした平和」という理念を改めて確認し、失われつつある国際秩序と信頼関係の回復に向けて声を上げなければなりません。 我が国のユネスコ加盟75周年のこうした歴史の転換点にあって、私たち民間ユネスコは何をなすべきか。私たちは以下の三つの行動を提唱します。 第一に、平和を求める声を、より広く、より大きく発信しましょう。 国際的なルールを守ることの大切さ、対話と相互理解によってこそ持続可能な平和が生まれるということを、会員の枠を超えて広く市民社会へ訴えかけていきます。一人ひとりが平和の担い手であるという意識を、地域から世界へと広げていきましょう。 第二に、教育を通じた平和の根を、次の世代へしっかりと引き継ぎましょう。 平和は一日にして成らず。子どもたちや若者との対話を重ね、民間ユネスコ運動が積み上げてきた経験と成果を次世代と共有していきます。教育こそが、持続可能な平和の最も確かな礎です。 第三に、草の根の連帯を国内外へと広げ、世界の人びとと共に歩みましょう。 民間ユネスコが長年にわたって培ってきた国際連携の経験を活かし、日本の会員だけでなく、世界中で平和を願うすべての人びとへ向けられています。国籍や文化の違いを超えて手を取り合い、ユネスコ憲章が描く「人の心に根ざした平和」を、ともに実現していこうではありませんか。 日本ユネスコ協会連盟は、この声明を平和を願うすべての皆さんとともに、上記の三つの提案に真摯に取り組んでいくことをここに誓います。 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 |
詳細については、こちらのページをご覧ください。(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟サイト内ページにリンク)
