公民館やCLCにおける持続可能な地域のための学び


2018年末に日本を含むアジア5か国で始まったユネスコバンコクの「地域に根差した持続可能な開発のための教育(ESD)パイロットプロジェクト」、日本では2019年夏、平塚市の4つの地区公民館において、ESDの視点を取り込んだ特色ある事業が地域の方々に提供されました。
 

元来、公民館では地域住民の需要に教育的視点から応える講座や事業が設定されています。そこにESDの概念を取り込むことでどのような付加価値が生まれるのか――現行の取組を「社会」「自然環境」「経済」「個人の健康・幸福」といったESDのコンパスや、時間的・空間的広がりといった視点から丁寧に見直し、公民館職員や関係者に過度な負担をかけることなく持続可能な地域づくりへ向けた事業をデザインすることは、コーディネーターを務める我々ACCU職員にとっても大きな挑戦であり学びとなりました。
 

2021年8月には、平塚市においてオンラインとオフラインによるハイブリット形式でアジア太平洋交流プログラムを開催し、ユネスコバンコク事務所が作成した地域ESD推進枠組み(Reflect-Share-Act)に基づく事例紹介やディスカッション、各国におけるコロナ禍での学びのプロセスについての議論を行い、学びを継続することの大切さが確認されました。
 

◎ ユネスコバンコク事務所発行『Reflect-Share-Act(英語版)』ダウンロードはこちら
 

アジア太平洋交流プログラム報告書
報告書の英語版はこちらから。

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