ESDの実践を通した地域づくり


ACCUが1990年代に、国連持続可能な開発のための10年の枠組で実施したアジア・太平洋における地域に根差したESD推進共同事業や、これまでのユネスコスクールを中心としたESD事業に加え、地域全体での持続可能な社会づくりを目指して、公民館などの社会教育施設や海外のコミュニティ学習施設との連携事業を進めていきます。このように、各地域のコンテクストに合わせながら、学びを通したSDGsの達成も視野に入れた支援を行っていきます。
 

社会教育施設を中心とした地域づくり支援

日本では、戦後まもなく地域の社会教育施設として全国各地に設置された公民館(2015年現在、全国に約1万4千館以上)に加え、図書館や博物館、さらには地域の事情に応じた学習施設が多数存在します。ACCUでは、こうした地域教育拠点における学びを通した地域づくりのさらなる推進に向けて、長年ESDに取り組んできた地域や、公民館活動の盛んな地域との連携を始めています。また、日本国外では、アジア諸国を中心にコミュニティ学習センター(CLC)が学校外教育、地域づくりの学びの場として機能しています。私たちは国内の実践と海外の同様の取り組みとを互いに学びあい、持続可能な世界の実現に向けたネットワークづくりを進めています。
 

包括的な持続可能な地域づくりのための支援

持続可能な社会を目指すには、学校と社会教育機関などの組織間、地域間、多世代間の連携が必要不可欠です。ACCUは国際機関や産官学民のあらゆる立場の組織と協働しながら「若者」や「学びの共同体」などをキーワードに、地域づくりに関する多彩なプロジェクトを展開させてきました。地域の特色あるコンテクストで展開されている活動を、話すことを通して紐解き、学び合い、次の活動へと結びつけるお手伝いをしています。このように、地域全体で取り組む包括的なESD推進事業を進めていきます。
 

持続可能な社会を目指して

ACCUでは、2014年からパキスタンを中心に行ってきた若者主体の地域づくり事業をはじめ、2018年よりユネスコ・バンコク事務所のアジア地域事業の一環として、平塚市公民館におけるアクションリサーチを行い、岡山市や大牟田市との国内交流と共に、インド、ラオス、フィリピン、モンゴルとの共同研究を行っています。また、ACCUの地域協力事業として、2019年から学びの共同体構築に関する国内外の事例収集を、バングラデシュ、インド、フィリピンの関係機関と共に進めています。
持続可能な社会を目指すには、学校と社会教育機関や活動との連携は不可欠であり、岡山大学と2018年より進めてきたESD教師教育事業の知見も活用し、地域全体で取り組む包括的なESD推進事業を進めています。

活動レポート

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