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撮影日:無回答
撮影場所:大分県国東半島
日本における他の様々な芸能に影響を与えた詠唱と器楽による宗教芸能であること。
福岡県
音楽
荒神琵琶は宗教芸能の名前であるとともに楽器名でもあります。琵琶とは撥弦型のリュートのことです。筑前(福岡県の旧称)では、仏僧が琵琶を弾きながら、荒神および地神という名の神々への祈祷のための経文である荒神経および地神経を唱えます。荒神は囲炉裏および竃の中の火の神です。地神はそれぞれの地域を守る守護神です。荒神琵琶は盲僧琵琶とも呼ばれています。盲僧とは盲目の僧のことです。かつては盲僧が荒神琵琶の弾き手でした。山口氏(Traditions and Items of Japan for Comparison 〔「比較対象としての日本の伝統と演目」〕、1997年、36ページ)によると、琵琶の演奏方法は以下のようなものです。
4本の弦の相対的な調弦法は六調子と呼ばれています(C4、F4、G4、G4)。突起した5つのフレットがあり、これらは「柱」(「じゅう」または「ちゅう」)と呼ばれます。訓練で習得したやり方でフレットとフレットの間に置いた左手の指を使って強弱の変化をつけながら弦を押さえることで、弦の張りを調節して異なる音程を作り出します。
山口およびエマート(Emmert)(Description of the Musical Instruments: ATPA 1976〔「楽器の解説:ATPA 1976」〕、1997年、186ページ)によれば、詠唱と琵琶との関係は以下のようなものです。
荒神琵琶の伝統は、楽器の伴奏付きの詠唱による語りです。経文は、主に雨垂れ拍子と呼ばれる単調な調子で琵琶のうなり音(「触り」)に似た響きの声をもって詠唱されます。詠唱の様式は歌い手ごとに異なることがあります。
伴奏の琵琶のメロディ・ラインは経文の子音の数によって異なりますが、一般的には一定のメロディ・パターンを辿ります。琵琶は経文の詠唱の間絶えず演奏されますが、これには歌のメロディ・ラインと一致しない独立したメロディ・ラインがあります。「触り」として知られる経文の合間の間奏は、歌い手に休憩を与えるために演奏されます。この間奏の入れ方に特に決まったパターンはなく、演じられる時々で演奏されたりされなかったりします。また、メロディ・パターンも即興で短縮したり長引かせたりすることがあります。
山口修
1977 Traditions and Items of Japan for Comparison (「比較対象としての日本の伝統と演目」)
Asian Musics in an Asian Perspective、p35〜37
国際交流基金(東京)、英語
山口修、EMMERT, Richard
1977 Description of the Musical Instruments: ATPA 1976(「楽器の解説:ATPA 1976」)
Asian Musics in an Asian Perspective、p140〜252
国際交流基金(東京)、英語
MALM, William P.
1959 Japanese Music and Musical Instruments(「日本の音楽と楽器」)
The Charles E. Tuttle Company(Rutland、東京)、英語
田辺尚雄
『日本の楽器』1964年
柏出版(東京)、日本語
福岡県教育委員会編
『筑前の荒神琵琶』1984年
福岡県教育委員会(福岡)、日本語
「復刻:日本の民俗音楽」1977年(CD)
ビクター伝統文化振興財団(東京)
Traditional Musics in Asia: Malaysia and Japan
16ミリ
みつプロダクション(東京)
福岡県教育委員会
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ユネスコ・アジア文化センター
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