Asia Pacific Cultural Centre for UNESCO (ACCU)
Asia-Pacific Database on Intangible Cultural Heritage (ICH)

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無形文化遺産とは?

「無形文化遺産の保護に関する条約」によれば、無形文化遺産は「口承による伝統及び表現、芸能、社会的慣習、儀式及び祭礼行事、自然及び万物に関する知識及び慣習、伝統工芸技術」の分野において明示されます。それには民間伝承と伝説、伝統音楽・演劇及び舞踊、冠婚葬祭の儀典、薬草療法等の伝統療法、及び木彫・陶器製造・染織等の伝統手工芸技術が含まれます。

無形文化遺産は、長年にわたって世代から世代へと受け継がれる貴重な贈り物であり、しばしば人々の文化的アイデンティティの基盤及び創造力の源泉となります。歴史的建造物や考古学的遺跡等の有形文化遺産とは違って、無形文化遺産は人の身体と魂を媒介として受け継がれます。そのためにこれらの遺産は壊れやすく、グローバリゼーション等の要因によって引き起こされる生活様式や社会の価値観の変化に影響されやすいのです。

無形文化遺産に関するACCUの取り組み

アジア太平洋地域には多様な形態を持つ無形文化遺産が存在します。この地域の多くの場所で起こっている急速な社会変化のために、この豊かな遺産のかなりの部分が消滅の瀬戸際にあります。1971年の創設以来、ACCUはアジア太平洋のユネスコ加盟国と共に無形文化遺産の保護に積極的に従事してきました。

2001年と2003年にユネスコの2つの「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」が行われ、2003年には「無形文化遺産の保護に関する条約」が採択され、2006年に発効されたことで、近年、無形文化遺産保護を推進するための国際協力の枠組みは勢いを得ています。この間を通じてACCUはユネスコ及びその加盟国と緊密に協力し、様々な人材開発・遺産管理及び情報普及活動を通じて無形文化遺産に関する教育、意識向上、記録、資料化及び継承を行ってきました。

注1:

ユネスコは2001年の宣言で19の文化表現を「人類の口承及び無形遺産の傑作」として認定し、2003年の宣言では28の文化表現を認定しました。 2001年の19傑作の中の6項目、及び2003年の28傑作の中の12項目はアジア太平洋地域から選ばれました。

注2:

ユネスコ第32回総会において、特に無形文化遺産を保護し、国際協力と援助を確保するために採択されました。条約が発効するためには、30か国による批准が必要です。

批准状況に関する最新情報については以下のホームページをご覧ください。

(http://erc.unesco.org/cp/convention.asp?KO=17116&language=E)